アンプル(AMPOULE)とは、注射剤を入れる容器の一つで、日本薬局法では密封容器に分類されます。その中で、アンプルはホウ珪酸ガラス(ホウ珪酸-硬質ガラス)で成型されたもので、薬液充填後にアンプルの先端をガスバーナー等で溶閉して保存します。注射容器の中で、最も安価で密閉性の高い容器に位置付けられています。更に、ホウ珪酸ガラス(ホウ珪酸-硬質ガラス)は、医薬品成分の吸着がほとんどなくガラス成分からのアルカリ成分がわずかであり、薬液との反応が少ないのが特徴です。もちろん、酸素などのガス透過性もありません。
岩田硝子工業では、100年間培った製造技術で高品質なアンプルを安定的に御納めることを心掛けています。